16インチMacBookProを買ったはいいものの、特に使い道が思い浮かばなかったのでベンチマーク感覚で原神を動かそうとした話。
意外と詰まったので手順をメモしておく。
今回採用の手順とその他パターン
基本はiPad版を動かすかWindows版を動かすか。
YaaglOS(Yet Another Anime Game League)
最新のWindows版原神をMacで動かせる非公式ランチャー。内部的にはWine。今回採用。
以前はこのランチャーから原神のデータもダウンロード・アップデートすることができたらしいが、現在は5.5までしか対応しておらず最新版に追従できない模様。
しかしWindows版を起動させるためにはYaaglに頼るしかない。
Whisky
言わずと知れたWindows向けゲームをMacで動作させるため開発されたWine環境。地味にGPTKも使用可能。
以前は原神を動作させられたが、5.8で動作しなくなったらしい。いずれ改善されるかもしれないが、現状では動作の見込みなし。
しかし公式ランチャーを動かしてアプデ等行えるため、Yaaglと合わせて採用。
PlayCover
MacAppStoreで配布されていないiOSAppをサイドロードさせるためのツール。iPad版原神を動かすことが出来る。
操作方法もiPad版準拠となり、今回はキーマウ操作を使うべくWindows版を採用したため出番なし。サイドロードには復号化済みipaが必要で、これは手持ちの脱獄環境で処理するかどこかで拾ってくるしかない。A11以前のiPhone/iPadならCheckm8と呼ばれるBootROM Exploitがあるため比較的簡単に脱獄出来たはず。
今回はWhiskyでダウンロード・アップデート可能な環境を整え、YaaglOSで起動させるスタイルで進める。YaaglOS推奨の方法。
実行手順
基本は他サイトで解説されまくってるのでちょちょいと合いの手入れる程度の解説に留めておく。
Whiskyのインストール・ボトル作成
こっちから原神のWindows版をダウンロード。更にここからWhiskyをダウンロード・アプリケーションフォルダに配置。Whiskyを起動するとRosetta2とWhiskyWineのインストールを勧められるので言う通りにインストール。

右上の+アイコンから新しいボトルを作成。今回はWindows10にした。Bottleの場所をいじれば外付けSSDとかもいけるはず。
右下の「実行…」からダウンロードした原神のインストーラーを選び、初期設定でインストールを進める。終わったらWhiskyのトップ画面に「launcher」と追加されるので右クリックして実行。

無事ランチャーが起動したら右下のボタンから原神をインストール(画像ではインストール済みなのでゲーム開始となってる)。100GB超えなのでクッソ時間かかる。1Gbpsの光回線で3~40分ほど。
終わったらWhiskyは閉じて良し。
YaaglOSのダウンロードと設定
こっちからYaagl.OS.app.tar.gzをダウンロード・解凍、アプリケーションフォルダに配置・実行。放置してるとパスワードを何回か入力させられるので入力したら設定が終わる。

こんな感じのランチャーが表示される。右下のInstall Gameを押すと(画像はLaunch Gameになってる)、保存先の選択画面が表示される。
なおこのダウンロード機能は5.5しか落とせないが、ここで既にダウンロードしてある原神を選択することでそのデータで起動が可能になる。つまりこの保存先でWhiskyの原神のフォルダを選ぶ。
具体的にはWhiskyを開き、中央下の「C:ドライブを開く」でCドライブを開き、Program Files>HoYoPlay>games>Genshin Impact gameフォルダを選択する。
これでファイルのチェックのみが行われた後、Launch Gameに変化するはず。押せばWindows版の原神が起動する。
補足
今後のアップデートについて
YaaglOSで起動するフォルダも指定済みなので、Whiskyでアップデート→YaaglOSで起動の手順で対応可能。5.8→6.0のアップデートで確認済み。
グラフィック設定について
24コアM1Maxでは全て初期設定が60fps維持可能だった。MacBookProの底力。
ボリュームフォグを無効にすることで白飛びが発生しなくなるらしい。そもそも目撃してないので知らないけど。
アプリ内ブラウザが使えなくてログインできない場合
YaaglではLaunchGameの右の歯車アイコンから設定が開ける。
ここでWineの種類を選択できるけど、GPTKとかを選択してるとアプリ内ブラウザが機能しなくなる模様。DXMTならアプリ内ブラウザが使えた。

アプリ内ブラウザが使えないと初回ログイン時のメール認証が行えず詰むので、基本はDXMTを推奨としておく。
DXMTでもパフォーマンスは十分だったが、もしかしたら認証後ならGPTKに変えられるかも。未検証。
所感

3Dゲーム代表、みたいなノリでチョイスした原神を動かしてみた感じ、原神が軽いのかAppleシリコンが強いのか快適に動いた。一応M1はPS4並・M1MaxはPS5並の性能があるらしいので妥当かも。
Steamが動いたりもするらしいので、他のWindows向けゲームもある程度快適に動かせるかもしれない。とりあえず原神が動くというのはかなり大きな情報で、今後のMacのゲーム環境に大きく影響を及ぼす(というか及ぼしてる)と思う。
わたしもこれを機に色々Windowsゲームを漁ってみようと思う。せっかくのM1Maxだし。




