集中モード×HomeKitシーンで、2タップで全てを塗り替える(iPhone/iPad/Mac)

通知/App内の各表示をモード選択で制御出来る集中モードと、ワンタップでスマート家電をまとめて操作出来るHomeKitシーン。
どちらもカスタマイズの範囲が広い機能だけど、わたしなりの使い方として一つ案を提示。

集中モードの適用範囲

従来はおやすみモードとして存在し通知のみに影響していたが、集中モードと名前が変わり適用範囲も増えた。
具体的にはフィルタ表示とライト/ダークモードで、仕事に関するメッセージを断ち切ったりダークモードに固定したりとより生活に沿った設定が可能になっている。
わたしは主にカレンダーとメッセージのフィルタ・通知制御で、仕事関係のものをまとめて断ち切っている。

最上段のおやすみモードは使っておらず、わたしが使っているのは4種類。

  • 仕事の表示と通知のみ遮断し、ライトモードに設定する休日の日中用「Active」
  • 全ての通知を遮断し、表示モードは変更しないゲーム用の「Game」
  • 仕事の表示と通知のみ遮断し、ダークモードに設定する夜間用「Passive」
  • 全通知を遮断しダークモードに設定する睡眠用「睡眠」

睡眠は標準実装のモードでありiPhoneの睡眠アラームと連動するため、デフォルトの名前から変えておらず統一感がないのは妥協。

それらに加え、全通知を受信しフィルタ制御を行わない集中モードオフの状態も活用。
これを仕事の時間に用いることで、あらゆるパターンに対応できている。

これらの集中モードと同期機能により、時間帯/曜日/状況に応じた選択で全デバイスの表示が変更される。
しかしmacOSのみライト/ダークモードの集中モードフィルタが存在せず、時間帯変更に任せる形になるのがちょっと残念。一応Noirは対応しているので、macOSではNoirのフィルタを組み込むことでSafariのみ集中モードで制御している。
ここは今後のアップデートに期待。

何気にシフトボードで仕事の時間をカレンダーに反映しているので、それらの表示/非表示も制御出来るようになっているのもポイント。
シフトボードはカレンダーへの予定設定と残業集計+給与把握にも使えるので地味に便利。

集中モードの状況は同期されるが、フィルタはデバイスごとに設定しなければならない点も注意。
同一のモードはフィルタの設定を揃えておき、自動で統一されるように組んでおく必要がある。

HomeKitシーン

これは単純で、各家電の動作状況で設定しておくことになる。
細かいものは出来るだけ避け、ウィジェットに収まる4パターンにしておくと楽。

わたしのパターンとしては、

  • カーテンを開き照明を消し、他の家電には作用しない日中用「Active」
  • カーテンを閉じ薄暗い照明をつけ、他の家電には作用しない夜間用「Passive」
  • カーテンを閉じ照明を消し、他の家電には作用しない睡眠用「Sleep」
  • カーテンを開きエアコンやこたつを含めた全家電を停止させる外出用「Leave」

の4パターンを用意している。
これらはオートメーションにも設定し、起床時刻前にActive・外出時に Leave等すっきりまとめられるのも魅力。

基本的には照明と日光の制御に重きを置いていて、集中モードのライト/ダークモードと連動させることで快適にデバイスを扱える状態を維持できる。
完全遮光カーテンをSwitchBotカーテンに取り付けているので、HomeKitから日光を完全制御出来るのもポイント。照明もHomeKit対応のシーリングライトに換装したため、常夜灯代わりの薄暗い照明も全灯も全部対応。
シーリングライトはオンオフ個別制御が可能なものを使い、赤外線リモコンをIRKit+Homebridgeで代行させてもいい。SwitchBotカーテンはHomebridgeと併用すればハブ2無しでもHomeKit対応可能。

とか言いつつわたしは固定の起床時間=外出なので、両方Leaveに設定している

実際の運用

集中モードはコントロールセンターから、HomeKitシーンはウィジェットから制御。
HomeKitのコントロールは自動提案で不安定なため、自由に選択できるウィジェットを採用。

時間/センサーで自動設定、必要に応じて行動パターンに応じて2タップ。
これで集中モードとHomeKitシーンを制御していく。

私用外出時であれば集中モードActive+HomekitシーンLeave、自宅で昼寝であれば集中モードPassive+HomeKitシーンSleep、といったように組み合わせ次第で結構細かく対応できる。

何気にiOS18でコントロールセンターから安定して制御出来るようになるが、こちらはシーンによらない家電の制御に回すことにした。エアコンやテレビが該当する。
その他シーンによらない制御については、最近登場したSwitchBot学習リモコンを併用すると快適かもしれない。Matterハブを確保すれば任意のデバイスを画面上で操作可能になるリモコンということで、HomeKitとは相性が良さそうだが未検証。

今後の展望

まずはMatter対応機器の拡充。特にテレビやアンプに対応すれば、テレビ視聴のHomeKitシーンを作ることができる。
現状多くのテレビでは赤外線リモコンに頼ることになり、HomeKitシーンだとオフの状態でオフの信号(オンの信号と同一)を投げてテレビが点いてしまう、という事故が起きてしまう。

iOS18におけるコントロールセンターの大幅強化も便利。
HomeKitのシーンを選んで設置可能になったので、カスタム次第ではウィジェットだけでなくこちらも有効に使える。
ショートカットでパターンを網羅したメニューを表示し、集中モードとHomeKitシーンの両方をまとめて切り替えるのも良いだろう。ロック画面にアイコンを設置可能なので、より直感的に行える。

さらにメッセージAppがRCS対応することで、Androidユーザーとのやり取りがより快適になる。
LINEからの移行が進めばあらゆる連絡をメッセージAppで対応可能になり、集中モードフィルタによる制御に含められるようになる。

また現状でも行えるものとして、Safariのプロファイル選択がある。仕事用のプロファイルを作っておけば集中モードで切り替えられるようになり、より便利になるだろう。
集中モード条件ならショートカットApp側のオートメーションも作動可能で、こちらも上手く使えばデバイス内のより多くの制御が可能になるだろう。ただ統一する設定が少しめんどくさい。

Mac版でのライト/ダークモードを含め、集中モードフィルタの適用範囲が増えていくと更にまとめて制御しやすくなる。
あとはApple IntelligenceによりSiriが強化されれば、集中モードとHomeKitシーンを一度の呼び掛けで設定出来るだろうか。

AppleシリコンMacやiPadOS強化によって各OSの統合が進んでおり、共通した制御機能が拡充されている。
それらを上手く扱うことが、Apple製品を最大限活用する方法の一つとなるのは間違いない。わたしももう少し使い方を模索してみるつもり。

カテゴリー: Apple, Homekit/Homebridge, iPad, iPhone, Mac, ガジェット, 効率化, 周辺機器, 自動化/効率化 タグ: パーマリンク

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