わたしの12.9インチiPadProの使い方の1つに、「タブレットアームでベッド近くに吊るして寝ながら動画を見る」というものがある。
これを多少なりとも快適にすべく有線LANを導入したのでメモ。
手法
必要となるものは2つ。「USB3 カメラアダプタ」と「USB-LANアダプタ」。
USB3 カメラアダプタ
正式名称は「Lightning – USB 3カメラアダプタ」。(Apple公式リンク)
前身となった「Lightning – USBカメラアダプタ」と違いUSB3の転送速度に対応しているが実はデバイス側のUSB3.0対応機種が異常に少なく、その対応機種は……
・iPadPro 12.9インチ
・iPadPro 10.5インチ
のみ(公式より)。「9.7インチiPadProはUSB2相当」という記述もあるため、恐らく12.9インチiPadProは第1世代・第2世代共に対応すると思われる。そして第3世代以降はType-Cなためそもそも関係ない。そしてこの他のあらゆるiPad・iPhoneではUSB2相当となり、有線LANアダプタの通信速度もそれ相応に落ちる。基本的に快適なWi-Fiよりも下がってしまうためあまり意味がない。
ただしこの圧倒的に限られた機種・そしてUSB3.0対応のLANアダプタを使えばギガビット対応の爆速インターネットが実現出来る。今回の目標。
USB-LANアダプタ
前述の通り、USB3.0対応がほぼ必須。USB2.0のものは100Mbps程度しか出ないため無線よりも遅いことすらある。
USB3.0ならば5Gbpsの転送速度が叩き出せ、LANアダプタも相応に高速化(1000Mbps)。ただしドライバの関係上こちらもかなり対応製品は限られる。実際ミスって購入して使えなくて泣いた。
今回成功したのはAnkerの製品。(Amazonリンク)
実際の動作
LANアダプタ→カメラアダプタ→iPadPro、と配線することで機能する。最終的にこんな感じに仕上がった。


アームに吊るせば動画視聴デバイスとして最高峰の環境に
意外と邪魔にならず快適。


モバイルデータやWi-Fiと同時に機能し、通信に最優先で使用される模様。
ただ直前に29WUSB-CアダプタによるPD充電を導入してて、そちらと比べると流石にかなり遅い。寝る直前とかに挿す分にはいいけど、咄嗟に充電したい時には時間がかかりすぎて不便かも。
あと地味にステータスバーの専用アイコンがないのは痛い。Wi-Fiが使われなくなるため4G表示になり、でも実際は有線接続という勘違いを生みそうな表示になる。
感想
iPadPro最大の利点である機動力を大幅に落とすので、ベッド脇以外での使い道は正直そこまで思いつかない。ただ状況を絞って仕舞えばうまく扱えなくもない、といった感じ。
11nルーターですら200Mbps出ているので正直11acルーターと大差なさそうにも思えるけど、有線による安定性は最高なので差別化は出来てる……はず。
……ミスって押し入れ行きになったLANアダプタも含めると合計で9000円近くかかってて、11ac対応モデルのAirMacExtremeが中古で普通に買えちゃうことに気付いて若干後悔したのは半日使ってからでした。




