ちょくちょく言ってた外付けSSD内のWindowsをMacBookから利用する計画が一旦成功したので保存用にまとめ。
2021/10/15追記:細かく書き直してドライバ問題解決しました。→新記事
2021/8/19追記:
BootCampのバージョンは機種別(発売年月?)によってある程度固定化されており、互換性はない様子。作成当時の組み合わせでは発売年月が比較的近いものだったため運良く適合するBootCampのバージョンが同じだったらしい。MacBook買い換えたら色々使えなくて泣いた。
最終的にBootCampソフトウェアの中からドライバ本体を引っこ抜いて、両方インストールする形で解決。それ以降はきちんと起動・差し替えての利用も問題なし。
結構ごちゃごちゃしてるのでそのうち記事にするかも。記事にしたらこの表記もまとめてそっちに移します。→移しました。
ざっくり作成理由
・Mac機で使えるWindows環境が欲しい
・iMacとMacBookの2台で同じWindows環境が使いたい
・古い機種ばっかだから仮想マシンは重くてキツイ
よって外付けドライブにインストールし、差し替えることでどのMacでも起動出来る仕様にする。USB3SSDならパフォーマンス面でも文句なし。そして・・・

スティック型ならこのサイズでSSDというぶっ壊れ仕様なのでこいつを採用。今回はエレコム製の128GB。
実用性を度外視するならSDカードから大型の外付けハードディスクまで大体なんでもいけるので、細かいこと気にしなければ好みで選んでOK。
大体の手順
外付けSSDに起動可能なWindows環境を作る方法はいくつかあるけど、今回は「インストーラのコマンドプロンプトでイメージを書き込む」方法で。
使用したコマンド等は出回ってるものと大体同じだけど一部アレンジ。実際に実行した手順を書いてるだけなのでこれが正解かは不明。
1:必要なものの用意
・インストール予定のUSBメモリ/USBSSD等。最低40GB、推奨128GB以上。USB3.0SSDなら読み込み速度400MB超えで実用レベルの運用が可能
・Win10のISOと起動用に使うUSBメモリ。大体16GB以上、1511とかなら8GBでいけたりする。ディスクユーティリティでMBR/exFATでフォーマット、Win10ISOの中身をルートに全コピペすれば起動可能になる。BootCampドライバ(サポートユーティリティとかいうやつ)もルートにコピペしておく
2:インストーラ起動とコマンドプロンプト表示
・Win10のISOをコピペしたUSBメモリ(以下インストールUSB)のみを刺してMacを再起動
・起動時にOptionを長押しして起動ディスク選択、USBメモリ(多分EFIなんとか)を選ぶ。出てこないなら選択画面のままでUSB挿し直し、それでも出てこないならmacOSを起動してから挿し直して(シャットダウンではなく)再起動をかけつつOption押せば大体出る。
・言語等を選択、コンピュータを修復する→トラブルシューティング→コマンドプロンプト。旧バージョンの場合は任意の画面でShift+F10同時押しでコマンドプロンプトが出せるのでこちらで。
3:ブートパーティションの用意
ここからコマンドラッシュ。以下実際に打つコマンド →補足の順。上から1行ずつカタカタと。
diskpart →diskpartを起動
list disk →インストール先のUSBの番号を探す
select disk 3 →インストール先のUSBを選択。3は環境に応じて変更
clean →上で選択したUSBを初期化。選択をミスると他のドライブのデータ吹っ飛ぶので間違えない様に
create partition primary size=350 →ブートファイル用パーティションを用意。多分サイズとかはこれで固定
この次は分岐。Windowsインストール用のパーティション(NTFS)と別にパーティション(exFAT)を用意するなら4-a、しないなら4-b。用意しておくとMac/Windows間でデータ共有出来てたまに便利。
4-a:データパーティションの用意(共有パーティションも作る場合)
create partition primary size=65536 →Windowsインストール先のパーティションを用意。今回は64GB(65536MB)だけど、欲しい容量に応じてsizeの値を変更すれば変えられる(単位はMB)。最低40GB以上推奨、入れるソフトに応じて増やす必要あり。
create partition primary →2パーティションで余った容量全部を3つ目に。ここも容量指定して後ろに追加で作れば延々と作れるが、あまり意味はないかも
select partition 1 →ブートパーティションを選ぶ
format fs=fat32 quick →ブートパーティションをFAT32でクイックフォーマット
active →ブートパーティションをアクティブに設定(よくわからんけどいるらしい)
assign letter=b →ブートパーティションをBドライブに。なんでもいいけど覚えとく必要あり、インストール後には影響しない
select partition 2 →Windowsパーティションを選択
format fs=ntfs quick →WindowsパーティションをNTFSでクイックフォーマット
assign letter=o →WindowsパーティションをOドライブに。これもインストール後には影響しない(多分Cドライブになる)
select partition 3 →共有用パーティションを選択
format fs=exfat quick →共有用パーティションをexFATでクイックフォーマット。NTFSと違ってMacでも読み書きが自由に可能。これにはドライブレターは付けないが、インストール後に多分Dドライブになる
exit →diskpartは用済み
4-b:データパーティションの用意(Windowsパーティションのみの場合)
create partition primary →Windowsインストール先のパーティションを用意
select partition 1 →ブートパーティションを選ぶ
format fs=fat32 quick →ブートパーティションをFAT32でクイックフォーマット
active →ブートパーティションをアクティブに設定(よくわからんけどいるらしい)
assign letter=b →ブートパーティションをBドライブに。なんでもいいけど覚えとく必要あり、インストール後には影響しない
select partition 2 →Windowsパーティションを選択
format fs=ntfs quick →WindowsパーティションをNTFSでクイックフォーマット
assign letter=o →WindowsパーティションをOドライブに。これもインストール後には影響しない(多分Cドライブになる)
exit →diskpartは用済み
5:Windowsのインストール
コマンドで行う場合、インストールイメージである「install.wim」の書き込みとブートファイルの生成をコマンドで行う。
今回はドライバのインストールまでやっているが、これは何もしないと最新バージョンではBootCampドライバインストール中に落ちて起動しなくなったため。同時にバージョンを1511に落としたので、原因がバージョンなのかドライバのインストール手順なのかは不明。
wmic logicaldisk get caption →インストールディスク探し。今あるドライブのドライブレターが出るので、さっき作ったBとO以外を探す
dir c:¥sources¥ →install.wimを探す。なければ他のドライブレターでも探す
dism /get-wiminfo /wimfile:c:¥sources¥install.wim →エディション(Win10HomeとかProとか)のリストを出す。目的のエディションの番号を覚えておく
dism /apply-image /imagefile:c:¥sources¥install.wim /index=1 /applydir:o:¥ →書き込みのコマンド。imagefileはinstall.wimの場所に応じて変更、index=1はインストールするエディションによって変更する。割と時間がかかるので放置
dism /image:o:¥ /add-driver /driver:c:$WinPEDriver$ /recurse /forceunsigned →ドライバの一部インストール。BootCampドライバを入れた場所に応じてパスは変更。
o:¥Windows¥System32¥bcdboot o:¥Windows /l ja-JP /s b: /f ALL →ブート用ファイルの書き込み。「/l」はスラッシュに小文字のLなので注意。
exit →コマンドラッシュ終わり。
6:インストールしたWindowsの初期設定
・電源落としてインストールUSBを一旦外す。Optionキー押しっぱで起動し、起動ディスク選択で「Windows」を選択して起動。EFIなんちゃらと2つ並んでる(多分用意したパーティションが並ぶ)けど、EFIなんちゃらだと起動失敗することがあったのでこっちが正解ぽい。出てこない時は挿しなおせば大体出る。
・お馴染みの初期設定画面。好きに設定してデスクトップを出す。ネットワークなしで設定するのが最速で、MSアカウントも要求されなくなるので楽。
・インストールUSBを挿し直す。インストールUSBの中のWindowsSupport→BootCamp→Setupを実行してドライバぶち込み。状況によっては暗転して戻らないことがあるけど、10分くらい待ってから強制再起動かけるとうまくいった。ただし暗転して戻らなかったら大体絶望的なのでWin10のバージョン変えましょう。
・うまくいったら完成。あとは好きなソフトをインストールしておいて、必要な時に好きなMac機にUSB挿してOption押し起動→Windowsを選べばOK。
使用感
スティック型USB3SSDにインストールしたからか超快適。仮想マシンほど楽ではないけど、仮想マシン以上のパフォーマンスで内臓SSDを弄らずに複数台で共有出来るのでとにかく取り回しがいい。
今回はVOICEROIDの編集環境が目的だったけど、思いの外快適に動いて満足。

個人的にはMac専用のフォーマットが読めないせいで内臓ドライブがマウントされず、エクスプローラーで見るとUSBSSD内のCドライブ(Windowsパーティション)とDドライブ(exFAT共有パーティション)しか表示されないのが好き(多分デメリットだけど)。USBSSDが1台のPCとして振る舞ってるみたいでお気に入りだったりする。
注意点として、途中で書いた通りインストール手段によって起動不能になるかもしれない原因がいくつかある。
具体的には、「コマンド上でのドライバのインストールをしない」「Windowsのバージョンが最新」「起動ディスク選択でEFIなんとかを選ぶ」の3点。
全部一気にやったら解決しただけなのでどれが原因かまでは特定できてないけど、どれかが原因なのは確実。個人的にはWindowsのバージョンが一番ありえそう(2004でベースになってるWindows To Go機能が削除されたらしい)。ただ起動しなくなるタイミングは毎回初期設定を終わらせてからBootCampドライバをインストールした後なので、どれもありえそうで断定には至らず。今まで試行錯誤しつつWindowsを10回以上インストールしてるのに、特定するためにまた何回もインストールするのは嫌なので・・・Windows10だけに10回以上ってね




