いつかの記事で不便なくキャッシュレス決済生活する方法を書き留めてからも裏で色々調べ続けてたけど、SBIがかなり優秀っぽいのでつらつらと。
切り替えて半月くらいだけど、今のところ快適に使えてる。
前の記事と同じく、囲い込みより利用範囲を重視。
「特定場所でポイント○倍!」みたいなのは全部捨てて、チャージの面倒臭さとかこの店舗ではこの方法でとかそういう無駄思考を極限まで削る。つまるところ、財布を軽くするという発想がベース。
で何が強いかって言うと、SBIをうまく使えば財布自体をほぼ消せます。えぐいな?
こいつがほぼ本体、「ミライノ デビット」
Visa/無印Mastercard/上位Mastercardの3択で、全てクレカブランドのタッチ決済とキャッシュカード機能がセット。ポイント還元率がVisa0.6%/無印Master0.8%と中々に高めで、上位Mastercard以外は年会費もかからない。
基本的に無印Mastercard推奨で、わたしもこれ。キャッシュカード一体型Mastercardデビットというだけでも十分に強烈な属性だが、dアニメの支払いOK/ガソリンスタンドが無条件で利用可能という破格の仕様でありデビットカードの弱点をほとんど埋めている。
ApplePay対応はKyash頼り。PayPay利用も楽
単体ではApplePayには非対応だがMastercard故にKyashのオートチャージと絡めることができ、実質的にチャージレスでApplePay内QUICPay+に対応させられる。Kyash/Masterデビット共にPayPayの支払い元に設定可能なので、当然こちらもチャージレス。よってチャージなし・口座即時引き落としでMastercard/PayPay/QUICPay+が扱えることになる。強い。
ポイント還元率は高め。ただ仕様がややこしい
ポイントは月毎の利用金額の合計に応じて溜まり、500ポイント以上100ポイント単位で同量の口座の残高(=現金)に交換が可能。そのため単体100円未満の少額決済ですら積み重ねればポイント還元の対象となり無駄がないが、使うまでのハードルがそこそこ高めなのでどっちもどっち。
0.2%還元+決済ごとに端数切り捨てのKyashと絡めた場合なんかは仕様の違いで困惑すること間違いなし。例えばミライノデビットMastercard→Kyashオートチャージで100円を5回決済した場合、Kyashのポイントは一切溜まらないがミライノデビットでは500円×0.8%分カウントされるという形になる。意識しなくてもいいとはいえ、ちょっとややこしい。
上位Mastercard(ミライノ デビット PLATINUM)について
上位Mastercardは年会費が10000円+税かかるものの、ポイント還元率が1%に上昇。更に年1回50000円までのガジェット修理代金保険と後述するATM手数料特典が付いてくるので普通にアリ。
保険はスマホ・タブレット・デスクトップ/ノートPC・携帯ゲーム機/スマートウォッチ/携帯音楽プレイヤーまで対応。入会時点で破損なし・Wi-Fi搭載・発売後5年or購入後1年と条件も緩めで、どれが壊れるか分からない複数持ちにはありがたい仕様。わたしも検討中。
0.2%差のポイント還元のために入る理由はほとんどないけど、5年に1回修理すれば年会費は元が取れる計算。
あと空港ラウンジとか色々あるっぽいけどこの辺は知らない。
銀行としてのメリット
キャッシュレスのベースにするとはいえ、口座としての扱いやすさは大事。具体的にはATMの広さと手数料の2点。
SBIはこの点ネット銀行としては優秀な部類で、専用スマホアプリの導入のみで月に入出金合計5回・他行振込5回の手数料無料特典が得られる。専用アプリはそもそも残高確認にも使うので導入推奨で、実質的にほぼ無条件と思っていい。
キャッシュレスをベースにしておけば基本的に出金しか行わず、必要な場面のみ現金を財布に補充するスタイルを取るなら月5回でほぼ足りる。
使えるATMもセブン/E-net/ローソンにイオン/ゆうちょもOKで、全て手数料特典の対象になるため幅は広め。コンビニATMが月5回タダなのも実は結構レア。
試してはいないものの、専用アプリ導入+上位Mastercardを利用中ならATMが20回タダらしい。強い。
あと地味に認証なしで残高チェックが出来るのも良い。アプリの設計がメガバンクや地方銀行と比べてしっかりしているのはネットバンクらしい強み。
ネットバンクの真骨頂、スマホATM機能
利用可能なATMのうちセブン銀行とローソン銀行のATMでは、キャッシュカード不要・専用スマホアプリ1つで入出金が可能。仕組みとしては最近のQR系のセブンATMチャージと似たもの。これにも手数料特典が使えるので、セブン・ローソンに絞れば実質的にカードを持ち歩くことなくATMが扱える。
これに加えて支払い方法をPayPayとQUICPay+に絞ることで、現金・デビットカード・キャッシュカードを財布から削れる。そして財布には何も残らない。
近隣店舗の対応状況を把握しておく必要はあるものの、財布なしでATM利用と支払いが全て行えるのは楽。
キャッシュカード+デビットカードが1枚にまとまって便利になるかと思いきや、そもそも何も持ち歩くことすらないという領域にまで到達している銀行はほとんど見ない。
運用上の注意点
基本的にはメリットを活かすためにもQUICPay+/PayPay/スマホATMで運用したいが、全てのATMを使うにはカードが必要。
またガソリンスタンドを無条件で扱うにもほぼデビットカードが必要となる。
ApplePayに対応したWAON+コスモ石油等の一部の組み合わせならこれを回避可能になるが、Kyash越しでもApplePayのWAONには一切チャージ出来ないので少し手間がかかる。
また後払い機能が便利なメルペイに対応していなかったり、単体ではApplePayに対応しない=Kyash越しだと返金に手間がかかるなど所々欠点も目立つ。
現実的にはメインバンクとして別の口座を用意した上で、財布代わりに運用するのが最も不便なく扱える。pringを使えばほとんどの銀行から月1回手数料無料の資金移動が可能な他、J-CoinPay+みずほ銀行+pringを経由すれば手数料無料で地方銀行からの資金移動も可能になる。
J-CoinPay・pringの送金アプリ2種を使えば、大体どの銀行を使っていたとしても月1ペースの資金移動で財布として運用することは難しくない。これらの扱いにも慣れておくと後々便利。
みずほデビットと合わせるのが無難かも
可能ならみずほ銀行をベースにSBIを加える形が最も綺麗に纏まっておすすめ。メルペイのiDでガソリンスタンド・メルペイ含む引き落としをみずほ銀行に任せ、決済用の財布として残額をSBIに送金すると財布なしでも扱いやすい。みずほJCBデビットならApplePayWAONへのチャージも可能。
ApplePayのWAON/メルペイでガソリンスタンドを埋めれば、QUICPay+/PayPayとガソリンスタンド用の決済をAppleWatchに集約できる。セルラーモデルのAppleWatchSeries3以降ならPayPayの単体運用すらも可能になり、ほぼ全ての決済が腕時計で片付く。クレジットカードを使わずに残高をまとめ上げつつ、ここまでの機能性を確保出来る組み合わせはほとんど存在しない。
みずほ銀行+SBI+pring+Kyash+PayPay+WAON。字面に起こすと割とごちゃごちゃしているけど、実際に運用する際はかなりシンプルな思考で扱える。
SBIを財布代わりに使うことで、カードもスマホも使わない上に残高が分散しない新時代のキャッシュレスを普段から体感出来るようになる。今後こういう銀行が増えてくるかもしれないけど、現状ではSBIが一歩リードしていると感じた。




