1.docomo新プランのirumo/eximoの掘り下げ+ちょいとUQ
2.三井住友の銀行サービスのOliveについて軽く触れる
3.MacへのAirPlayの仕様の推測
前にもやった、記事1本にならない小ネタ雑談の3本立て。
1.docomo新プランについて

irumoだとかeximoだとかahamo光だとか3本立てだとかなんだか大変なことになっているが、さっくりまとめると以下のようになる。
eximo:ギガライト/ギガホが5Gギガホベースでeximoに移行、ギガライト/ギガホは新規受付終了。1GB/3GB/無制限の3段階だが相変わらず割引前提・1GB/3GBは割高なので実質ギガホと変わらず、細部で値上げあり
irumo:OCNモバイルベースでMNO化、混雑時の速度低下は抑えめで実質サブブランド化。ただし3/6/9GBはワイモバイルの劣化と言える仕様で、550円で使える0.5GBは常時3Mbps/4G限定なので別枠。
ahamo:実は何も変更がない。ahamo加入を条件とした4950円の光回線が出てきただけ
よーするにギガライトとOCNモバイルぶっ潰してワイモバ対抗の(できてない)irumo作って、ギガホはeximoに名称変更してそれっぽく並べただけ。裏ではOCN部門設立とかなんとか大きな動きがあるけど、表では名前だけでほぼ何も変わっていないのが実情。
ギガライトの残滓とも言えるirumoの3/6/9GBとeximoの1/3GBは競合と比べて割高過ぎるので、基本的には無制限のeximo・20GB/100GB良コスパのahamoの2(3)択と言っていい。
ただ唯一、irumoがdocomoのブランドであるためにワンナンバーサービス対応となっているのは非常に大きなポイント。iPhoneのデュアルSIMのサブ回線としてirumo0.5GBにワンナンバーを載せておけば、月1100円でAppleWatchセルラー通信環境を確保出来るようになった。AppleWatchのみなら常時3Mbps/月500MBでも恐らく足りる(auのウォッチナンバーも250MBだし)。iPhoneではデュアルSIMで別の回線を使いつつAppleWatchではirumoのセルラー通信を使えるのは、別の組み合わせで検証済み。
発表会でもirumoはメインブランドだと言い張っていたので、ahamoと同じくこの辺りも含めてちゃんとしたという感じ。4割値下げ事件諸々を引っ張りすぎじゃない?

格安AppleWatchセルラー回線として期待されていた楽天モバイルがベース料金1078円からになってしまったので、ベース料金550円から使えるirumoには密かな需要がある・・・かもしれない。
とはいえ相変わらず、AppleWatchのためだけに1100円払うのかという疑問は残る。セルラーのメリットも実はSiriとHomekitと通知くらいしかない。
ひっそりデータプラスがahamo対応しないかなぁなんて期待してたりもするんだけど、しばらくはそれもeximo限定ということになりそうな気配。格安AppleWatchには影響があったけど、それ以外は次回のアプデに期待ということで。
2.Oliveは最強のキャッシュレス銀行になるか?

まさかまさかの三井住友から、中々エグい金融サービスがご登場。Olive自体は銀行口座と呼ぶのが正しいけど、専用のクレジットカードがあって明細が全部まとまる仕様。
専用クレカ・デビット・そしてポイント消化用プリペイドは1つのVISA番号で管理され、物理カードも1枚・キャッシュカード一体型。スマホアプリでモードチェンジ、フレキシブルペイ参上!(秒速で退場しそうな名乗り)
ちゃっかりVISAでありながらデビットモードでApplePay対応を果たしており、VISAとしては初・JCBを除くとSBIに続いて2例目だったりする。iD+VISAの組み合わせなので範囲と決済速度に優れ便利。まあどうせメガバンクがそんな最新キャッシュレス対応とかやるわけねーだろとか思ってたらふっつーにやっちゃってびっくり。
とはいえクレジット/プリペイドモードでiDが使えないという謎仕様もあり、意外とVISAタッチが使えないガソリンスタンドや自販機とかで引っかかったりする。保険としてクレカを別途登録しておきたいのは相変わらず。
ちなみに公式から最初に発表されていたちゃんとした仕様。Olive提供にはVISAが関わっているという話だし、フレキシブルペイのモード切り替え仕様にdocomo(iDはdocomoなので)が対応しきれなかったとか?真相は不明。

問題のデビット運用の話なんだけど、還元率の観点では優秀。毎月1個特典選べるシステムがあって、その中の還元上昇を毎月つければ常時1.5%に到達する。
これはデビットだけでなくプリペイド/クレジットモードにも及び、高還元のクレカ/デビットを同時に持てるのはOliveの大きなメリット。
ただしこの特典で還元を選んだが最後、コンビニATM手数料を無料化する術が他にないのが痛手。給与振込先にしてガチガチキャッシュレス決め込んで月1回すら出金をせず、そうやって初めて得られる高還元。月1回だけでもあれば楽だがそれすらないので、とにかく運用が非常に難しい。
幸い他行振込手数料が標準で月3無料なので、手数料無料回数が多い他行に振り込んでそこから出金・・・という手もあるが、手間もかかるし完全に即時ではなくめんどくさい。あとはpring辺りでセブンATMに出金すればほぼ即時に移動が出来るか。
わたしとしてはSBI+ソフバンカードでApplePay対応の常時1.3%還元をキープ出来ているので、デビットの使用感だけで言えばそれほど変えるメリットを感じていない。SBIなら月5回無料で好きなATMが使えるし、無料回数を決めるスマプロランクはSBI証券で投信積立+給与振込指定+証券のハイブリッド預金に1円入れておくだけで月10回無料まで上がる。

総合的に、「現金ゼロ運用が出来るならOliveでもいいけど、基本的にはSBIがおすすめ」というスタンスは変わらず。
ゴールド/プラチナ化が楽?

プラチナはともかく、ゴールドは年会費5500円で年間100万円使えば10000ポイント付与・翌年度以降年会費無料化される仕様なので入る方が得という意味不明状態。
そしてこの年間利用金額も3種モードの合計値なので、普段使いのデビット+月額系決済/分割のクレカを合わせると満たしやすい。フレキシブルペイならではのメリット。
さらにSBI証券との噛み合わせも良く、フレキシブルペイで積み立ててVポイント還元を受けつつフレキシブルペイの年間利用金額にカウント・貯まったポイントはプリペイドモードで吐き出せる。
高還元のクレジットカード・高機能なデビットカードの明細を1つにまとめつつ、証券・カードでポイントを共通化出来るのがOlive最大のメリットだろう。アプリが1つにまとまるのも何気に大きい。還元最大値を目指すよりは、お金とポイントが無駄なく綺麗に回ることを重視した設計になっているのが分かる。
また最近はソフトバンクに見捨てられたTポイントがVポイントと統合されるという話もあるので(TSUTAYAレンタル会員証の話早くしてくれない?)、Vポイントが貯まる場所は実店舗でも増えていくことが予想される。
ATMの使用回数が縛られるのがデメリットとして強過ぎるが、それ込みでも統一するメリットは大きい。とはいえわたしは様子見かな。
MacのAirPlayに関する仕様の補足

AirPlayについての細かい話は過去記事で。Macminiの買い替えも目前に迫ってきたので再度整理。
MacへAirPlayはmacOS12 Montereyで実装された機能で、Macが映像/音声両方のAirPlayレシーバーになる機能。
そのままMacに接続した外部スピーカー/モニターへと流すことも可能で、AirPlay2対応なので他のAirPlay2スピーカーと同時に使うことも出来る。
そしてWi-Fi接続なしでも機能し接続処理が超高速という点から、恐らくAppleTVやHomePodと同じくP2PのAirPlay(Bluetoothで検出→直接接続)にまで対応している優遇っぷり。AirMacExpressではこれに対応しておらず接続までにラグがあるため、任意のスピーカーを使えるレシーバーとしては非常に貴重。

ただこの機能にデメリットというかバグのようなものが2つあり、それが原因でAppleTV/AirMacExpressには一歩及ばずという状態になっている。具体的には「HomePodの出力先に設定できない」そして「ホームAppに登録できず、Siriで指定する出力先には出来ない」こと。
1つ目に関しては出来たり出来なかったりバグっぽい挙動を繰り返しており、Appleサポートに問い合わせても「確かにおかしいけど出来ないね」みたいな回答だったので恐らくバグ。
Ventura13.4・HomePod16.5の組み合わせでは、「iOSから経路設定すれば出力は出来るし音も鳴るが、出力中の表示には変わらず解除が出来ない」という感じ。以前には経路設定すら出来ないこともあったので改善に期待するしかない。
もちろんiOSからMacにAirPlayする分には完璧に機能し、HomePodと同時に出力することも可能。あくまでHomePodを軸とした同時再生ができないという話で、後述する通りそもそもSiriでの経路指定ができないのでこのデメリットが気になることはほぼないだろう。
そして2つ目。ホームAppに追加しようとすると謎のエラーが起きるため追加できず、部屋の割り当て等も不可能。Siriで再生出力先を指定するときはHomekitの部屋情報を使うのでこれが使えず、iOS等のコントロールセンターから指定しなければ出力が不可能。
AirMac等であればHomePodのSiriに「AirMacでも再生して」と指示するだけで同時出力ができたが、Macではそうもいかない。とはいえP2PのAirPlayが使えるレシーバーは貴重なので、そのデメリットを捨ててでも使う価値はある。
わたしはこのままMacminiの買い替えを済ませたら、AirMacは手放す予定でいる。




