例年通り。今年もそれなりに内容豊富で、目先で使えそうな機能もいくつかあったので、個人的に気になったものをざっくりとまとめていく記事。
WWDCの映像内にあったもの・後から判明したもの含めて使えそうなものをピックアップしていく。公式サイトのスクショぺたぺた。
各種新機能
ほぼ全OS:「Liquid Glass」デザインで統一
立体感と透明感を両立した新UI「Liquid Glass」がiOS/iPadOS/macOS/tvOS/watchOSに実装される。visionOSが含まれていないのは、LiquidGlass自体がvisionOSのデザインをベースにしているからだろう。なので実質こいつも仲間
透明なUIのお陰でコンテンツの表示領域が広く見え、小型デバイスから大型デバイスまで恩恵がある。

iOS/iPadOS/macOS:ショートカットAppでAppleIntelligenceが使用可能に
ついに来てしまったアクション追加。ショートカットを組むときに、要約などのテキスト整形・画像生成が組み込めるようになる。
オンデバイスのモデル・プライベートクラウドのモデルが選択可能。オンデバイス完結のAIショートカットや、API料金なしのクラウドAIワークフローなんていうとんでもないものが作れてしまう。

やってることは完全にOllama使ったDifyとかn8nのテンション。それが使い慣れたショートカットAppのUIで簡単にノーコードで出来てしまうんだから恐ろしい・・・。
少なくとも最近個人的に組んでるDify環境がお荷物になってしまいそう。賞賛を通り越して畏怖すべきもの。
あとで読みたいWebサイトをURLでリスト化しておいて、ショトカで全部まとめて要約とか出来るのかな。今から妄想が止まらない、非常に期待の持てる機能。
watchOS:メモAppが追加
待ちに待った人も多いであろうこれ。iPhoneとかで書いてたメモを外出先でパッと見れるので捗る。
AppleWatch上でメモを取ることも可能。音声入力メインになるのだろうか。
とはいえリマインダーで出来ていたことも多く、意外と代用が効いてしまう機能でもある。
あとわたしのAppleWatchはSeries5なのでどのみちアプデ対象外。Series9か、出るかもしれないSE3に買い換えようかな・・・。
visionOS:ウィジェットが追加

ついにMR壁掛け時計が出来るように!!!
・・・っていうのはさておき、ウィジェットをMR空間に常時配置出来る新機能。カレンダー・時計・ミュージックのアートワークなど、iOS/iPadOSでお馴染みのものが使える。
再起動しても消えないらしいしMR空間とのシナジーは凄そうだけど、長距離移動したら消えるのかな?色々と不安が残る。
ミュージックのアートワーク貼れるのは面白いかも。スケルトンデザインでCD盤面出せるプレイヤーみたいな感じに見えそう。
visionOS:空間ブラウジングが実装

Webサイトを立体感のある表示に変えて閲覧できる機能。
ぱっと見すごそうだけど、空間写真で構成されたWebサイトなんて無いに等しい。2D写真を空間化しつつ見れるのかは不明、できるならすごいしできないなら出番なさそう。
あと視線トラッキングでスクロールできるようになるらしい。こっちが本命かも。MR空間でPixiv百合小説漁りが捗る。
visionOS:体験中のコンテンツを近くのVisionProと共有可能に

ゲームから映画まで行けるらしい。これやべえでしょ!!!!!完全にオーグマーだよ!!!!!
・・・なんだけど、問題はVisionProを持っているお友達を見つけることが絶望的に難しいこと。VisionProが流行れば間違いなく爆発的に普及する機能だけに、普及機の登場が期待されるところ。無理だろうけど
macOS:Spotlightからあらゆるアクションを実行可能に

検索代表Spotlightくんが、直接メッセ打って送ったり色々できるように。
ショートカットのアクションと似てるから、標準App含めて対応範囲は広そうな印象。さらにクイックキーとやらで目的の機能を2文字で引き出したり出来る。
ssでスクショ出来たらちょっと便利かもね。TouchBar使えよ。
iPadOS:なんかもう色々Mac化

まずウィンドウモードが実装され、全iPad対応+メニューバーまで実装。ついでに今までのステージマネージャもiPadOS26搭載の全iPadに開放。そう、iPadminiでもね。
ウィンドウ左上にはお馴染みの閉じる/格納/最小最大化のアイコンあり。
Dockにフォルダを置けるようになり、中のファイルを手軽に開けるショートカットに。
ファイルを開くAppの選択が可能になり、デフォルトAppも設定可能に。
んでプレビューApp実装されたからPDFとかはそっちにお任せ。ApplePencilも使える。
タッチジェスチャ1つで重なったウィンドウを並べて表示可能に。MissionControlかよ。
外部ディスプレイなしでAppを5個以上並べられるように。まあこれはiPadOSベースのvisionOSが出来たから伏線だったかも。
あとバックグラウンドタスクが実装可能になって、FinalCutProの書き出しとかが完全に裏で出来るように。
結論。何やってくれてんねん。
まあウィンドウ自体がMagicKeyboardありきなのでPro/Airの13インチ推奨だったり、結局開くAppはiPadAppだから言うほどステマネ時代と変わってなかったり、ツッコミどころはいくつかあるんだけどそれはそれとして革命。
ただ代償としてSplitViewを失ってるっぽいのがとても気になる。あれ便利だったんだけど、新ウィンドウモードでも手間変わらずに実現できるんだろうか。
その他細々としたもの
- CarPlayがウィジェット対応。ホームコントロールできるの偉い。
- CarPlayでメッセージにTapback返せるように。Tapbackよく使うしこれ便利そう。
- H2のAirPodsがカメラリモコンに。便利そうだけど撮影中つけっぱなん?
- H2のAirPodsがマイク品質向上&高音質録音可能に。結局は通話便利機能に落ち着きそう。
- ジャーナルがiPadとMacにも登場。ありがたいけど、すまん半年くらい忘れとったわ。
- ファイルApp/Finderでフォルダに色付けとステッカー貼れるように。iCloudDrive壊れる。
- iOS/iPadOSの写真AppとミュージックAppにページ復活。結局戻るんかーい!
- ゲームApp実装でゲームに関する機能が1箇所に。違うそうじゃない。
- Metal4でノイズカットとかフレーム補間とか。だから違ぇって。
- iPad/macOSに電話App実装。これセルラーのiPadでかけれたらいいのに無理なんだろうね。
- macOSにショトカオートメーション。これサーバー機やばいでしょ。
- visionOSの2D写真空間化の品質アップ。今までは横から見ると違和感あったし助かる。
- visionOSが180度/360度ビデオにネイティブ対応。GoProFusionで撮って観れるの偉い。
- VisionPro装着中にiPhoneロック解除可能に。VisionPro越しでiPhone見るの結構キツイが?
- VisionProのハンドトラッキングが90Hzに。よくわからんが元々すごい。
- AppleTVのデフォルトスピーカーに任意のAirPlayスピーカー設定可能に。これMacいける?
- AirPods automatic Switching with CarPlay。・・・バイクCarPlayはAirPods使いたいんだけど
アプデを見据えたデバイス選択/買い換え候補
新機能や対応状況から、わたしなりの見解をまとめておく。
iOS/iPhone:iPhoneXs/XRが対象外に
iPhoneXs/XRのA12世代がサポート対象外に。A13世代は継続。
新機能は軒並みAppleIntelligence関係なのでiPhone15Pro/16シリーズのみ。一部A14要求機能あり。
iPhone11シリーズ/SE2を使っているならそろそろ買い替え時。iPhone12/13も気分次第で買い替えてもいいけどこっちは焦る必要なし、来年か再来年あたりに考えたらいい。
買い換え先は10万切りのiPhone16eが鉄板。次点で16Pro>16ProMax>16>16Plusで、この優先順位で好きなものを選べばコスパはそれほど悪くない。
iPadOS/iPad:iPad7が対象外に
なんで生きてたのか分からんA10のiPad7が今更対象外に。だってA10XのiPadPro2が去年散ってるんだよ?
そのほかは継続で、結果的にA12以降に対応。こちらはウィンドウモードが全機種実装されたので、新機能の機能差はそれほど大きくない。
とはいえA13以前の機種は買い替えても良い頃合い。A14以降のiPadは全機種USB-Cなので、周辺機器も扱いやすい。(消費電力的に。Lightning-USBのカメラアダプタはUSBSSDすら外部電源必須で使いづらい)
買い換え先はM1iPadAir/Proの整備済み製品が強かったりするけど在庫抑えめ。新品なら無印かAir13インチかProで必要に応じて。拘りなければM1iPadAirの整備済みがAppleIntelligence対応でコスパ良好。中古でもコスパ良好だけどバッテリーに注意。
わたしは依存症なので12.9インチM1継続。
macOS:残るIntelMacは僅か、来年のアプデで対象外確定済み
Intelチップは2019~2020の一部のMacのみサポート継続。これも今OSで最後と明言されたので、あの600万円を含む全機種が来年のOSでサポート外れることが確定している。
数回言っている通りIntelチップは早急に脱するべき。唯一残る理由のBootCampもAppleシリコン+ParallelsかWineskinで十分、これで無理なら大抵BootCampでも無理だしゲーミングPC買え。
と言うことで買い換え先は整備済み最安のMacBookAirで良く、求める性能に応じて上げていけば良い。iPadと大して変わらない用途ならM1ですら十分すぎるほどで、WoT本家が設定落として4K60fpsで動く程度の性能はある。
ローカルLLM動かしたり動画編集したり仮想環境でゲームしなければRAMは8GBでほぼ足りる。今よりメモリ減らすのは非推奨だけど、とにかくIntel環境を脱するのが重要。
M1Pro以降のMacBookProはミニLEDと多数のポートを備えており16GB/512GBがデフォルトなため、ハイエンドMacの入り口となる。どちらも中古相場は悪くない。
watchOS/AppleWatch:サポート対象は変動なし、S6~S8は来年以降ちょっと怖い
変わらずSeries6以降の対応。しかしS6~S8は全てA13ベースであり、過去にA12ベースのS4/S5がまとめて切られたことからS8であっても油断できない状態にある。
買い換えるならA15ベースになったSeries9以降推奨。ペアリング中のiPhoneをベースにしたAppleIntelligence機能がいくつか使えるが、これの対象もSeries9以降となっている。
もしかしたら9月にSE3が出るかも?的な噂あり。まあS9整備済みが無難じゃね?
tvOS/AppleTV/HomePod:相変わらず影が薄い。実は新デザインは4K2/3限定
HomePod/AppleTVともにA8以降対応で変動なし。A8チップここまでサポートするのすげえな。
ただAppleTVのLiquid Glassは4K第2世代以降限定で、新UI楽しみたいなら必須。4K第2世代は4KHDR60fps対応した初めての機種でもあるので、現行テレビに合わせる意味でもおすすめ。第3世代と違いThread/Ethernetが標準装備で、整備済みのコスパも良好。バッテリー気にしなくていいので中古購入のハードルが低い。
visionOS/VisionPro:買い替えも何もない。買うなら今かも
元々M2+R1積んでるのでまだまだ余裕あり。今回も新機能盛りだくさんだったけど、まだまだ来年以降も追加されることが期待できる。
新型の噂もそれほどなく、数年は現行機種のOSを見直すターンになりそう。つまり2年ローン組んで買うなら今ってこと。
AirPods:H2限定機能が増えた。でもあんまり気にしなくて良いかも
AirPods4/Pro2限定でカメラシャッターとマイク品質強化があったけど、どちらもなくても気にならないので無理に買い換える必要はない。
強いて言うならAirPods2以前はさっさと買い替えてしまい、軸押しに慣れておく方が良いかもしれない。でもタッチ操作快適だし・・・
ちなみに買うならAirPodsPro2整備済みが安定だけど、イヤピ嫌いならAirPods4(ANC)も強い。常時音楽かけてるならノイキャンの性能差は気にならない。無音だと気になるけど。
というか早くH2のAirPodsMaxください、切実に。この前実装されたロスレスは超便利ですけど。
まとめ
発表の最後に持ってきただけあってiPadOSの躍進が凄まじく、益々「Macじゃなくてよくね?」な場面が増えることになった。
元々MagicKeyboardのiPadはかなり快適で、限定的とはいえMacを代替できる場面もそれなりにあったので気に入っている。12.9インチ用の中古相場落ちてるしね。
visionOSも細かいところで助かる機能が追加されてたりして、また手にとる時間が増えそうな予感。
あとはPixivとYouTubeのAppが来れば・・・なんだけど、これはApple関係ないし厳しそうな雰囲気。
一点特化ではなく全デバイスに広く便利な機能が実装され、今年は非常に満足できる内容だった。
来年以降の進化にも期待しつつ、とりあえず秋までにショトカ×AppleIntelligenceのアイデアを固めてしまおうと思う。macOSのオートメーションと合わせれば最先端のAI活用に追いつけそう。




